FC2ブログ
2018 11123456789101112131415161718192021222324252627282930312019 01

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

旅立ちの時

20150218203711127.jpg

一昨年の10月にやってきた廃鶏になるはずだったボリスブラウン

ここに来た頃は所々毛も抜けていて今まで見たことのなかった外の景色に驚いているようでした。
もうじき3歳を迎えるころです。
この冬は卵を産んでいないようですが産んでも食べる癖がついてるのかしばらくするとなくなっていたりします。

一坪の鶏舎にウコッケイと同居してます。
12月に増築して山羊小屋もセットに、いつもエサやりは山羊と一緒にしています。
たまに僕の後をつけてきた山羊がしれ〜っと侵入してきて大騒ぎ。。
エサの取り合いになりますが思ったより怖がっていない様子で慌ててるのは僕だけだったりします。


実はこの冬にこのよみがえりボリス達は絞めようと決めていました。
元々ここの鶏舎は弱ったニワトリを隔離する用に空けようと思っていたところだったのですがウコッケイをもらえることになりウコッケイのおうちにすることにしたんです。
そんな事をやっているうちにお正月にニワトリ食べたいという人が居て、一羽はその人のところに行きました(生きたままです)

僕は鶏は数回だけ絞めたことはありましたが自分で育てた鶏はまだ絞めたことがなかったのです。
やろうやろうと思いつつ時間だけが過ぎていき、もう冬が終わろうとしていました。

そして先日、頼まれていたのもあって2羽絞めることに。

お肉になって捌くのはなにも抵抗はないし血が怖いとかそういうのはないのですが命を奪う瞬間

なんで殺さないといけないのか?

それまでは思いもしなかったことが浮かんできました。
なんでってそりゃあ生き物は他の生き物の命を食べて生きている、なんて事は当たり前。
でも鶏肉ならスーパーで買ってくれば簡単に手に入るじゃないか、となんでうちのコを殺さないといけないのかと。

普通に考えればそのお肉だって他のニワトリの命を奪ってできたもの。
誰かが代わりに殺している、いや殺してもらっているなんてことはわかっていたはずなんですがやっぱり命を奪って糧とする事がどういう事なのかまだ自分は本当の意味で向き合えてなかったのだ。
で、いざその時になってそんな事を考えだしたんだと思います。

そんな感じの問答を独りでやりながら絞めて毛を毟り、お肉の状態にする。
慣れてない事もありますがかなりエネルギーを消耗します。。
やっぱりお肉ってそう毎日食べる物でもないんだなあとか思ったりします。

お肉は無事に求められてる人のところへ、すごくおいしかったそうです。
でも硬くてお年寄りに食べられない、とのこと。

僕はその日一緒に捌いた、死んでしまった鶏は食べましたがまだ若い鶏なので硬くなくほどよく弾力があってちょうどよい感じでした。お肉で食べるには半年~一年くらいのが食べやすいかと思います。
因みにブロイラーは3ヶ月でお肉になります。若鶏とか書いてますが採卵鶏でいうと中雛~大雛の間くらいでまだヒナです。

年をとったニワトリのお肉はとても硬くなります、平飼いなら尚更。

モモ肉やムネ肉も肉鶏のブロイラーと違い少し小ぶりですが味は格別!
鶏ガラも水で炊いて塩コショウしただけでおいしいスープに♪

残りの3羽ももうすぐ旅立ちの時、一年半で終わるはずだった命が一年と4ヶ月
スポンサーサイト
[ 2015/02/18 ] 廃鶏から育てる | TB(0) | CM(0)

ハイケイのセカンドライフ

廃鶏にされるボリスブラウンがきて早くも10日が経ちました。

1日毎の変化はざっとこんな感じです。


【1日目】
直立不動
立ち上がれないものが2羽、輸送時に死亡していたのが1羽
独特の体臭を放っている
人間が入ると隅に寄って固まる
エサを食べない

【2日目】
3個卵を産む、うち1個は直立不動でいきなり殻のない卵を産み落とした瞬間、他の鶏がつついて食べる
ひたすらプラスチックの給水器をつついている
エサをばらまくなど大きな動作をすると驚いて逃げる
卵は調子の悪いヒナの流動食に使用、殻は脆く白身も水っぽい黄身はオレンジ
お昼には砂浴びをし止まり木にとまる
エサは少しつつく仕草をしているがほとんど食べていない

【3日目】
卵は1個
産卵箱の中で1羽死亡していた、残り8羽になる
エサは少し食べるようになったが手前にあるエサ箱には手をつけない
地面をつついて虫(コガネムシの幼虫)を食べる

【4日目】
卵は0個
少し環境になれてきたようで表情や動きも自然に
1羽足の悪いやつがいることを確認

【5日目】
卵は2個
毛の艶も少しでてきたように感じる
トサカや肌も赤みを帯びてきた
卵は相変わらず水っぽい

【6日目】
卵は1個
割ってみると今までにない白身の弾力がある
これもヒナのエサに
エサ箱のエサをつつくようになる

【7日目】
卵0個
エサやりの時に足元までやってきてバケツの中のエサを食べるようになる
餌場を取り合いの小競り合いをするようになる
あいかわらず水飲み容器をつついているが頻度が少ない
雨が降って濡れたせいか体臭が薄くなってきたようにも感じる
PA106978.jpg

【8日目】
卵1個
ヒナも元気になり卵の使い道もないので味見してみることに
白身は水っぽく、黄身は少しオレンジがかっている、
味は一言で言うとまずい、、独特の体臭が卵にまで移っていて生臭い

【9日目】
卵1個
エサ食いも良くなったがヒナ達と違い大人しく静かに食べる
エサをばらまいたり手を広げる動作をしても驚かなくなる

【10日目】
卵0個
トマトを丸ごとやってみる
くちばしは切られていてもつついて食べている

【11日目】
卵1個
日暮れに止まり木に止まって眠るように教えてみる
3羽は最初から止まり木で寝ていたが産卵箱の中や上で寝る者、地べたで寝る者とさまざまでなかなか止まり木で落ち着かない様子

二回目の卵の味見
黄身はレモンイエローで白身の立ち上がり弾力も見るからに前回とは違う、臭みもなく甘みがあっておいしい!
PA147002.jpg



11日目にして卵の味が平飼い自然卵らしくなってきました!
あとはたくさん卵を産むようになる事と抜けた毛が生え変わってくれれば完璧に蘇ります。

うちの鶏舎に来た時は急に今までと違う自由な環境にとまどっているようでした。

まるで仕事ばかりしてきた人が引退したら何したらいいかわからん、みたいな。

生まれてから1年半もケージの中で育ってきたにも関わらず2日目には砂浴びや止まり木で休んだり、地面をつついて虫をついばんでいるのを見ると、育ってきた環境に関係なく本能でこういったことを知っているんだなあと改めて実感しました。

そのうち、うちのヒナ達のようにエサを見たら飛びついてきたり頭や肩に飛び乗ったりする日が来るのかな、と楽しみにしています。



[ 2013/10/15 ] 廃鶏から育てる | TB(0) | CM(2)

廃鶏をもらってきました

ということで早速3日(木)に廃鶏を頂いてきました。

廃鶏というのは簡単にいうと卵の産卵率が落ちてきたので処分される鶏のこと
市場にでるような柔らかい若鶏と違い肉がしまって硬いので主に加工肉や動物園のエサなどに使用されているそうです。

だいたい生後500日を過ぎたあたりで産卵率の低下や卵殻の肥大や脆弱化、卵質の低下が起こるのでこのタイミングで新しい雛を入れてローテーションさせていくわけです。

しかし鶏自体の寿命は4年ほど、長生きするもので10年とか生きるらしいです。

卵を産む量が減ってもエサの量は減らないのでコストの占める割合が多くなると経済的に見合わなくなるので廃鶏に出すのですが卵はそれなりに産むのでそれさえ気にならなければ問題無い、というわけです。

ちょうど輸入飼料の値上がりや猛暑のせいで卵の値段が上がるとニュースでやっていましたが暑いのはともかく僕らの場合輸入飼料を使っていないのでそこは大した問題にならないということでとりあえず育ててみようと考えました。

でもらってきた鶏はというと、、

もらってきといて偉そうな事は言えないのですが話で聞いたり写真を見たりしていたのでイメージはできていましたがこんなにくたびれているとは、、といった感じです。

PA026964.jpg


狭いケージの中で飼育された鶏はストレスから隣の鶏のお尻や首をつついて毛を毟りとってしまうため生後1週間〜10日くらいでデビークといってくちばしの先端を切ってしまうのですがそれでもお尻、背中、首周りの毛がズルムケになっていて
人間を見ると酷く怯えた様子で僕が鶏舎に入ると急いで隅っこに固まっていました。

そしてずっと歩いていない為歩き方も弱々しく、10羽のうち2羽は立ち上がれず、、1羽は輸送時に死んでしまっていました。。

輸送時には最初スーパーにあるようなカゴを5つくらい荷台に並べて2羽ずつ入れて上からベニヤ板で蓋をしようと思っていたんですがそれじゃあダメだと言われ大きめのダンボールに10羽まとめて入れてとびでないようにガムテープで蓋をしてもらったのですが中が蒸れて相当暑くなってしまっていたにでそれが原因だと思います。

なんだかもらいに行った養鶏場の方も

こんなんですけどいいんですか?と終始申し訳なさそうな感じで
鶏舎の中からは絶え間無く鶏が喚いている声がしていてその場にいるだけで胸が苦しくなりました。



ネットで見た時には自然豊かな環境で昔ながらの飼育方法でこだわりの餌を与えて育てています、という言葉とともに牧歌的な写真が出ていたのですが。。(どこもだいたいそんな感じのことを書いていますが)

そこの養鶏場が酷いというわけでなく実際今の養鶏場というのはソウイウモノなんですよね。。

身動きできないケージの中に入れてひたすら餌を食べて卵を産む
生き物を扱う、という見方をすると酷いと思われるかもしれませんが効率良く卵を産ませるシステムという見方をすると合理的な方法です。


物価の優等生はこうして作られていてそれを求めるヒトが要る分こういった鶏がいる


それが良いとか悪いとかどうこう言う立場ではありませんがただそういう事実があってその事に対していち消費者としてどこか後ろめたい気持ちになりました。

とりあえずもらってきた鶏達が早く元気になってくれればと願うばかりです。
[ 2013/10/08 ] 廃鶏から育てる | TB(0) | CM(0)












上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。